昔は保険に加入するときは、代理店を通して、営業マンがいて……というのがほとんどでした。
最近人気の「通販型」といわれる保険は代理店を通さないで、保険会社と加入者が直接契約を交わす方式で売り上げを伸ばしています。
急成長の秘密はなんといっても保険料の安さでしょう。いままで代理店にかかっていた人件費やマージンをコストカットできる分、保険料を安く設定できるのが通販型保険の強みです。
また、保険の内容も「リスク細分型」という方式を採用して保険料の無駄をカットしています。いままでは、毎日車に乗る人も、週末にほんの少ししか乗らない人も保険料は同じでした。
しかし、リスクの面から考えると長く車に乗る人ほど、事故に遭う確立も高いと言えます。ですから、リスクの高い人には多く保険料を払ってもらい、あまり高くない人には少ない保険料で済むように、不公平感をなくしたのがリスク細分型保険の考え方です。
この導入によって通販型自動車保険の人気はぐっと高まりました。
通販型保険は申し込みもインターネットや電話で出来るので手軽です。代理店に出向く必要がありません。
人気の一方で、通販型保険は補償面が不安だと言う意見もあります。しかし、ランキングサイトや口コミサイトを見ればわかるように、保険料が安いからといって、必ずしも補償が少ないというわけではありません。